「旅人の木の種が光るとき」(GREEN展~ここが私の居場所~第Ⅲ章)

5点目は「旅人の木の種が光るとき」です。

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作品について

今回、GREEN展ということで様々な形で取材しました。色々描きたくなりました。花屋さんにも行きました。花屋さんで青い種を見て、ビックリしました。描きたかった色々が全部吹き飛ぶくらいの衝撃でした。

タビビトノキという植物の種だそうです。後で調べたら青い部分は種を覆っている皮で、中には茶色っぽい種が入っていることを知りました。開店や開業、新しく何かにチャレンジする人に力を貸してくれるとかくれないとか。

この絵は、私の空想です。

タビビトノキの種のひと粒をじっと見ていたら、突然光りだしました。先の見えない暗い道を照らしてくれるかのように。あるいは、今がその時だよと、迷っている人に語り掛けるように・・・。

その後様々なお声をいただき、太陽にも見えるとのこと。確かに!私にもそう見えてきました。ありがとうございます。

人生は、長いようで短い旅です。何かに挑戦するのは勇気の要ることですが、挑戦はたくさんしたほうが人生が充実しそうです。とはいえ、何も挑戦しないで暮らす人生もありだとは思います。
こんな社会情勢でもリスクをとってバンジージャンプをする方、あるいはせざるを得なくなってしまった方にそっと寄り添う作品を制作しました。

光の筋は、タビビトノキの葉を少しだけ意識しました。

アルシュの部分は、タビビトノキの種が入っている集合住宅の外観からヒントを得て描きました。集合住宅そのものは複雑すぎて手に負えませんでしたが、先っぽのトンガリだけなら描けそうでした。トンガリを描いてみたら、方位磁針の先っぽにも見えてきました。色んな道、選択肢、可能性を表現しています。挑戦の結果がダメだったら、また何かに挑戦したらいい、それは向いてないってことがわかったから大発見なのだ・・・いつも自分にそう言いきかせています。

また、トンガリは三角たちの応用でもあります。そして、他の作品にもこっそり紛れ込んでいます。

「旅人の木の種が光るとき」に関するツイートを拾い出しました。

このツイートの水晶末8番は、別の作品です。ほんのりフロートは「旅人の木の種が光るとき」も。

額について

こちらの作品の額は、サンドペーパーの80番あたりから15000 番まで少しずつ番手をかえて切削および研磨、仕上げはミツロウワックスを3回(日を置いて)塗布しました。その後、日を置いて幾度か磨きつつ乾燥させました。切削はナイフも使用した記憶もあります。おぼろげです。今回出展した作品の白木の額の中では角も最も丸くなっています。

下のツイートの3つ並んでいるうちの右のです。

裏側に目玉のような、謎の生物のような木目があります。これもまた光り、好きな部分です。

ありがとうございます。それでは、また。

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この記事を書いた人

絵を描くのと石を眺めるのが好きです。緑も好きです。SWELLも好きです。名前の由来はFAXDMです。白黒のA4。あとは「塞翁が馬」みたいな意味も込めました。

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