いよいよ明日の夕方から(6/11現在)となったGREEN展、これから1作品ずつ記事を投稿していく予定です。いつもの通り、長くなりそうな予感です。
まずは、プレゼントについてです。
今回、初めてのグループ展(少なくとも申込時はそうでした。その後他のも申し込み、開催時期が早かったため、スタートは4番目ですが・・・。それから、自分の出展作品数はGREEN展が突出しており、このタイプは初めてです)ということでプレゼントをご用意しました。デジタルからアナログにシフトした記念でもあります。
これらの作品、ひとつひとつについてこの記事でご紹介します。
これらの作品たちは、AdobeFrescoで制作しました。昨年(2020年)まではAdobeFrescoでの制作が主で、noteに色々書いたりしていました。
この時期の作品から、厳選した16点を特別の紙に特別の色で印刷していただきました。
当初は、「Tokyo Artist Book Fair 2021」の作品集として準備していたものです。その後、諸事情によりGREEN展でプレゼントさせていただくことにしました。
余白はある方がいいと思いましたが、元々Tシャツ用に描いていたものが多く、細かい絵は小さくすると潰れてしまうのでギリギリになっているものもあります。GREEN展に出展した作品が入っているリバーシブルの木製の額に入れて飾ることもできる大きさです。封筒などにメッセージを添えて入れていただくこともできます。
トレーシングペーパーにしたのは、色んな色の重なりや透け具合を自分自身でも楽しみ、それを共有したかったからです。この頃、絵具や支持体について色々試しているところで、層とか重なりとか透過とかのビッグウエーブが来ていたのです。作品集にするより、こちらのほうがしっくり来て、こういった形で送り出すことが出来、結果的に良かったと思いました。OPPの袋に入れ、特別の台紙も一緒にしました。紙については別の記事に書きます。
限定各10部ですが、今後別の紙やアイテムに印刷する可能性はあります。また、同じトレーシングペーパーでも別の色で印刷する可能性はあります。それに既に別の何かに印刷されている作品もあります。noteで使用されているものもあります。エディションナンバーも入れましたが、この紙と色の組み合わせで10部という意味合いです。
順番も形式もバラバラですが、ありったけ書きます。リンク先は、過去のnoteです。
追い風
風の時代、ということで皆さんに益々素敵な風が吹くよう、ご用意しました。GREEN展では、特別、グリーンに変更して印刷をお願いしました。グッズをお買い上げいただけるなどした思い出深い作品です。
宇宙のどこかで
流れ星たちが流れ星になるために宇宙のどこかで練習しているという設定です。顔にも見えるシリーズ(振り返るとこういうのがいくつかあるので、こっそりシリーズ化しました)のひとつです。GREEN展では金色です。グッズをお買い上げいただけるなどした、思い出深い作品です。ZINEにも載せていただきました。
ちょっと馬っ蹄~。きゅうり言われても・・・。
ラッキーモチーフ、蹄鉄と流れ星を組み合わせました。この頃、船橋野菜さんの野菜を自分なりに順番に描いていこうとしていました(船橋野菜さんは、地域限定で超鮮度の野菜を宅配するサービスで、感銘を受けたので描きたくなりました)。というわけで、きゅうりの蹄鉄です。野菜のラインナップはその後大幅に変わり、より素敵になりました。今ならまた別の野菜を描けそうです。GREEN展では金色です。グッズをお買い上げいただけるなどした想い出深い作品です。ZINEにも載せていただきました。
魚たちのあみだくじ
魚を描いていた時期も少しありました。この前にサンマを描き、別の形でも描きたくなり、サンマだからあみだくじにしました。あみだくじですが、どこを選んでも同じところに辿り着いたりもするナンセンスなあみだくじになっています。独自のルールでお楽しみいただけたら幸いです。GREEN展では金色です。ZINEにも載せていただきました。
6/17、お買い上げいただきました。ありがとうございます。ビックリです。
6/17トリブン0円継続中です。今年いっぱいは0円の予定です。年末にその先について考えます。
光が呼んでいる
サンマ漁から生まれた作品です。お魚の集会みたいになりました。顔にも見えるシリーズです。GREEN展では金色です。ZINEにも載せていただきました。
不死身の魚たち
この魚たちは、一旦没になったのですが、あることがきっかけで復活した奇跡の魚たちです。不死身のパワーが宿っているかもしれません。描いた本人としては、にっこりしているところが気に入っています。今後もこのにっこり顔を描いてみたいです。GREEN展では金色です。
富ます秋なす
野菜を描いていた時期の作品です。ダジャレが好きでして。GREEN展では金色です。
カモメたち
大空を自由に飛ぶカモメたちです。GREEN展ではクチバシのためだけにカラー印刷にしました。全部金色にすると、なんだかへんになってしまうので、それは止しておきました。マットもつけられるよう、小さめです。
みどりがすき
いいねと緑を融合させました。大好きなブラシたちで描きました。電池がなんとかもった奇跡の作品です。元々私は緑が好きですし、GREEN展にお誘いいただけたのも嬉しかったので、この作品を選びました。ちょうど展示作品のひとつ樹洞を描いたものとセットにも見えます。穴の部分がハートになっているのです。そのうち記事を書きます。GREEN展ではちょっぴり色を調整しました。マットもつけられるよう、小さめです。
猫
猫を描いていた時期もありました。なんでそんなモチーフに手を出したのかと言うと、Casieさんで猫特集が組まれたからです。猫の絵大募集!というわけで、のっかってみることにしました。そして、3点ほど描きましたが、すべて不採用でした。この絵はデジタルです。3点ほど描いたのをnoteに載せるとき、さらに別の猫を描きたくなったので、それぞれ描いて記事にしました。GREEN展には、猫シリーズのうち最も気に入っているものを選びました。確か、単なる黒ではなく特別の黒で刷っていただいたような記憶が・・・。マットもつけられるよう、小さめです。大好きなブラシで描きました。
カワセミさんとお魚さん
散歩道で出会ったカワセミさんにお魚をあげました。GREEN展では色を少し調整しました。それから葉書大の紙の端っこに居てもらうことにしました。ちょうどマットで隠れるくらいのスペースをあけました。
ホタルたち(「あるよるのはなし」の前身)
GREEN展に出展した「あるよるのはなし」シリーズがシリーズ化される前の作品です。Twitterでとてもあたたかいメッセージをいただき、それがきっかけでnoteを再開した、想い出の作品です。GREEN展では色を少し調整しました。
クジラたち
noteに「みんなのフォトギャラリー」という機能があります。絵や写真を共有すると、どこかの誰かが記事の見出し画像に使う・・・ボトルメールを大海に送り出すような気持ちになるシステムです。これまで1000本以上の記事でご使用いただき、あたたかい交流が生まれました。最初は、自分の絵が使用されるのかどうか、皆目見当がつかず、ダメ元で共有していました。ある日、初めてご使用いただけました。ひらめを用いたダジャレの絵でした。その方の別の記事を拝読し、描いたのがこちらのクジラたちです。最初は1頭でしたが、群れになりました。GREEN展では少し色を調整しました。
Mx Vector
記事をうまく見つけ出せませんが、「富ます秋なす」の下に写っている謎の物体です。木にも見えます。AdobeFrescoのベクターブラシで描きました。特に何も考えず、手が動くままにしました。一筆描きです。一筆描きは縁起がいいという話を耳にしたことがあります。謎の生物ですが、いいやつです。そうに違いありません。ええ、そうですとも。性別がわからないのでMxになっています。どちらにもしたくなかったのです。GREEN展では、金色です。
レコードキーパーがいっぱい
猫の下にある作品です。AdobeFrescoのハーフトーン&スクリーントーンの一群、もしくはマンガで描いた記憶があります。色が変わるのがおもしろくて・・・私は石が好きですし、GREEN展の作品たちにも天然石の粉を使っているので、自分らしい絵だと思い選びました。レコードキーパーいっぱいのイシスです。この頃から三角が好きだったようです。GREEN展では少し色を調整しました。
あったかい
ある施設のオープンのお祝いに贈った絵です。ご依頼いただいたわけではありませんが、サプライズで送ってみました。これは、当時の私にとってとても勇気の要ることでした。勇気をもって一歩を踏み出した記念の作品です。自分なりにあたたかさを表現しました。GREEN展では少し色を調整しました。
以上です。お気に召していただけましたら幸いです。
ありがとうございます。それでは、また。