Tokyo Artist Book Fair 2021に出展中の限定3部の作品集の作品、4点目は、こちらです。
今回の「落ちそうで落ちないさん」は、機械漉きです。耳が無いのでそう思います。確か、東秩父村の和紙の里でわけていただいたのですが、緑のもの、木を連想するような色合いのものを中心に選びました。この深い緑も素敵だなと思い、手漉きではありませんでしたが、わけていただきました。
この作品は、人生で最も深い谷で、ギャグのつもりでつくりました。
あるいは、軽く飛び越えてしまう方もいらっしゃるかもしれません。
手前の山には「落ちそうで落ちないさん」が居ますが、高い方には居ません。これは是非とも鑑賞される方にお願いしたかったからです。自由に思い描いたり、実際、描いたり、貼ったり。
ありがとうございます。それでは、また。