「芽出多」(GREEN展~ここが私の居場所~第Ⅲ章)

4点目は「芽出多」です。

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作品について

ヒマラヤスギがとても可愛くて楽しい寄り道をしてしまい

そういえば!

と思い出したので、描きました。杉の芽がたくさん出ているところです。杉の皮入り和紙の杉に想いを馳せつつ描きました。杉の芽は、3枚か4枚(「枚」と表現するには細長すぎるかもしれませんが)らしく、幸せの四葉のクローバーみたいに四葉を多めにしました。どんどん芽が出て来て、うわぁ!すごい!という感じです。

タイトルは悩んだのですが、「芽出多」としました。以前「芽出多未来さん」というオリジナルキャラクターを考案中でしたが、未発表です。更新切株が基になっています。そちらから名前だけもらいました。

「芽出多未来さん」の切株に生えた芽はひとつだけでしたが、今回はテンコ盛りです。閉塞感の漂う今日この頃、ご覧くださる方、お買い上げくださる方に嬉しいことがたくさん生じたらと思い制作しました。アルシュの部分にも芽たちをあしらいました。また、杉の皮入り和紙が位置する辺りに一回り大きめに天然石の粉の枠をあしらいました。

暗いところで光をあてるとさらにキラキラします。

額について

こちらの作品の額は、サンドペーパーの80番あたりから4000 番まで少しずつ番手をかえて切削および研磨、仕上げはミツロウワックスを2回(日を置いて)塗布しました。その後、日を置いて幾度か磨きつつ乾燥させました。

「風のおくりもの2」の額より角が丸いです。カクカクのままサンドペーパーの番手だけ細かくしていくこともできたと思いますが、今回は角も幾通りか変えてみました。

他の部分は、こちらの「額について」に書いてあることと同じです。木目については、側面の点々が特に気に入っています。

ありがとうございます。それでは、また。

ご紹介、ありがとうございます。
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この記事を書いた人

絵を描くのと石を眺めるのが好きです。緑も好きです。SWELLも好きです。名前の由来はFAXDMです。白黒のA4。あとは「塞翁が馬」みたいな意味も込めました。

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