windfall galleryオープニング記念 サムホール公募展に出展いたします。

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出展の経緯

ふと、京都に行きたくなりました。

京都は小学生の修学旅行以来?いや、もうちょっと後に、高校時代の同級生と学生時代に行ったような気も・・・?とにかく、久しぶりです。特にどこかに行きたいわけではありませんでしたが、ふと思ったのです。ですが、こんな時期ですから行き辛い感じもしました。

そんなところに、流れてきた(Twitterだったような記憶が)ギャラリーオープンの情報。サムホールサイズの作品を募集中とのこと。まだできる前でしたが、素敵なギャラリーな感じがしました。私は、直感で行動するタイプです。

そうだ、私の代わりに作品に京都に行ってもらおう!

思い切って申し込んでみました。すると、あたたかく迎え入れていただけました。

ありがとうございます。

作品について

出展作品は、こちらです。立体作品もOKだったので、思いっきり立体にしようかとも思ったのですが、平面でちょっと盛りました。

この作品は、とてもラッキーな人が描いたとてもラッキーな絵です。

なぜなら、私は、「windfall」の意味を知らずに申し込んだからです。しかも、どこの馬の骨ともわからない駆け出しの作家なのに受け入れていただけたからです。ありがとうございます。

「windfall」の意味を知ったのは、何を描こうか考えていた時でした。どうせなら、新しく誕生するギャラリーに関係のある絵を描きたいと思い、ようやく意味を調べたのでした。そうしたら、なんと・・・。知らず知らずのうちに、とても素敵なご縁をいただいていたことを知りました。

Twitterの自己紹介文にも素敵なメッセージが書いてあり、素敵なギャラリーだと思ったのですが、そのメッセージが書いてあった理由も理解できました。単に書いてあったわけではなく、お名前と関係あったのでした。

当初はこんな感じでした:wind・・・英語ができない私ですが、windならさすがにわかります(知らない意味もあるかもしませんが)。風の時代に入ってもうずいぶん経ちますが、自分がヴァータということもあり風には親近感があります。強風は、苦手ですが。勝手に都合良くそよ風を連想しました。そして、なんとなくいい感じと思い申し込んだのでした。

「windfall」は日本語で言うところの「棚ぼた」を意味するようです。元々は、風が吹いて、熟した実が偶然落ちてきた、ラッキー。という感じでした。これを描こう、そう思いました。タイトルは色々悩みましたが「風のおくりもの」にしました。

落っこちてきたものの形や数、色、大きさ、どこからどう落ちるか、落ちたところに何があるか、背景などについても色々悩みました。

試行錯誤の後、冒頭の感じに落ち着きました。

今回の制作は、とある曲に大いに助けられました。

私は昔、吹奏楽部だったのですが、その時に演奏した曲に「Flashing Winds」というのがあります。ヤン・ヴァンデルロースト(Jan Van der Roost)という人がつくった曲です(ミュージックエイトでは「ヤン・ヴァン=デル=ロースト」となっていました)。疾走感のある爽やかな曲(冒頭以外)なので5月にピッタリです。冒頭は冒頭で、これから始まる感じが好きです。

制作中は、この曲が脳内を流れていました。というか、windfallを描くことを決めた時点で流れ始めました。4分程度と短めなので、何度もリピートされました。元々変わってるとは言われますが、頭がおかしくなったんじゃないかと思いました。全体的に素敵ですが、中間部が特に好きです。このきらめく風が落としたおくりもののつもりで描きました。新しく始まるギャラリーに、ご覧になった方々に、益々素敵な風が吹きますように!描き過ぎて他の何かを消してしまいがちなので、風は控えめにしました。この曲自体の絵もいつか描いてみたいと思いました。風を主役に!

最初は、全面的に金色に塗りました。

それから、緑に

その後、木が生えました。大好きな色で描きました(他の色もそれぞれ好きですが)。

この先は、記録が難しく、ひたすら描き進めました。夢中で描いているうちに、木がほぼ消えてしまいました。草もさらに細かく描き足した(このとき、なんだか細かく描くのが好きかもしれない、他にも色々描いてみたいと思いました)のですが、ほぼ消えてしまいました。おくりものそのものが主役の絵になりました。これでちょうど良かったのだと思います。たくさんの贈り物が輝きながら落ちてきているところです。そのうち代表の5つを「W」の位置に配置しました。

キラキラの絵として追求中の天然石の光については、3種類を使用しました。オープン記念ということで、特大の粒も使ってあります。粉というより、粒です。光の具合によってとてもキラキラします。

個人的には、大粒も好きですが、小さな粒がキラキラしているのも好きです。暗いところで光を当てると観察しやすいです。

それから、今まで天然石を用いることにより画面を光らせようとしていたのですが、天然石は、光だけでなく独特のテクスチャーをつくるのにいいかもしれないと思えました。今までは光らなきゃダメだと思っていたのですが・・・。見た目が光っていなくても光っている絵を描こうと思いました。

「風のおくりもの」を描くことにより、色んなことを学びました。また、この題材が好きになったので、他にも色々な表現方法で描いてみたいと思うようになりました。そして、描きました。(リンク先の内容はこちらの記事と一部重複する部分があります。)

windfall galleryオープニング記念 サムホール公募展
展覧会日時: 5月19日~6月1日(26日27日休廊日) 11時~18時最終日17時まで
京都府向日市寺戸町東ノ段9-4
阪急西向日駅西口より徒歩10分
阪急東向日駅西口より徒歩12分

書き足りないことがたくさんありますが、ひとまず投稿し、次に進みます。

ありがとうございます。それでは、また。

こんなあたたかいコメントもいただきました。ゆこさん、いつもありがとうございます。

ご紹介、ありがとうございます。
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この記事を書いた人

絵を描くのと石を眺めるのが好きです。緑も好きです。SWELLも好きです。名前の由来はFAXDMです。白黒のA4。あとは「塞翁が馬」みたいな意味も込めました。

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