2022年9月の館山の個展のための制作で、色々な黒を試しました。
最初は会場の8mの壁面に合わせようと、ブラックジェッソで塗った支持体を用意しましたが、そのうちブラックジェッソ以外の黒も試したくなりました。こちらには試し塗りなどの記録を集めました(公開後も少しずつ追加していきます)。作品は別記事にて紹介の予定です。
M15の空の色に続き、さらにブラックジェッソ以外の黒を色々塗ってみることに。支持体は紙すきの村の手漉き和紙。
投稿の順番と実際の制作の順番がちょっと違うのですが・・・
同じようなのが続くとあれかしらと思い、先に木炭を投稿しました。木炭の芯のキラキラは、ビックリでした。芯抜きにてこずりました。伊研とウィンザー&ニュートンの太いの同士を描き比べました。伊研のほうが、芯の粉のキラキラが強い感じでした。ほんのり茶色っぽい色でした。個体差もあるのかもしれませんが。ウィンザー&ニュートンはそんなにキラキラしないと思いきや、あるタイミングですごくキラキラしました。とはいえ、これらは芯の話で、今後は周囲の炭部分を使用するわけですが・・・。
木炭をはさむ道具もあったのですが、芯と格闘し、手が真っ黒になったのでもうそのまま使いました。次回からははさんでみます。それから、個展用に4種類の木炭をと思ったのですが、芯抜きが大変すぎて今日は2種類でおしまいにしました。あらためて別の日に。次回は芯がどんなキラキラかとても楽しみです。
それから順番が前後しますがこちらも記録のために投稿しました。
鉛筆系は、今回の4本ならフランスのPIERRE NOIRE 3Bが好きです。
木炭は、芯のキラキラ具合が伊研のほうが好きです。しかし、ウィンザー&ニュートンも不意にキラキラしますし、黒さが好きです。あ、これは芯の粉の話で、木炭自体は・・・和紙にはきつそうだったので、他の紙にも描いてみたいと思いました。けっこう繊維がほぐれてふわふわが生まれ出るのです・・・。
その後、木製パネルやボールドキャンバスの作品たちがだんだん終わり、ついに時が来ました。
それから、漆も。これは、茶色の漆の続きでもあります。
木炭たちはその後こんな感じになりました。